窓から飛び出して

外債界のご意見番を目指します

香港が住みやすさNo.1かもしれない件

香港、意外と素晴らしいです。

 

どうもこんにちは、尚子です。今年のGWは3日間の労働日インターバルが入りつつも、それを有給で埋めてしまえば10連休になるんですね。そんな連休とは関係なしに私は先日から労働を休止してしまっているのですが、マーケットをしばらく見ないうちにFOMCの利下げ折り込みが12月へ後ろ倒しとなり、ドル円も一時160円つけたのちに154円に戻すという、まぁ改めて日本恵まれていないなぁとため息をついたGW前半でした。もう一旦、Fedが動くまで待つしかないですね。ドル安地合いが固まらない限り、円ロングが介入直後にカバーされちゃって不発に終わっちゃいます。不遇な日本人代表として、「今年はせめて1回利下げしましょうよ」とパウエルさんに手紙出そうと思います。皆様も是非ご協力ください。一言でいいので。「へいジョー、プリーズレイツカットディスイヤー、スーンアズポッシブル」と。

 

えーっと、、とりあえずよく分からないマーケットの話はするつもりはなく、先日香港に行ってきた感想をまとめようと思ってブログを書き始めたのを思い出しました。

 

今回は人生で3回目のアジア圏旅行でした。1回目は幼稚園生の時のタイランド、2回目は大学生の時のタイワン、そして今回3回目のホンコン。

タイは最近発展していて、私が訪れた20年+以上前からは都市がかなり発展しているはずなのですが、水を飲めばお腹を壊すというセオリーは今でも聞きますので衛生環境はそんなに変わらんでしょう、という印象。そして台湾は最近行った場所ですが、ビルが非常に古くて貧困の格差が凄いなぁというのが印象的でした。中心部の本当の一部しか、キラキラな世界がないといいますか。。なので、私の中でアジア=衛生的にも治安的にもあまり良くないっていうイメージが頭の中にあったのですが、香港は全然日本寄りです。古い建物はもちろんたくさん残ってるのですが、衛生環境は良いですし、治安はもしかすると日本より良いのではと思う程でした。反中国の暴動も完全に鎮圧されてますしね (逆にそれはそれで政治圧力が怖いんですが)。

 

色々いいところが見つかった香港ですが、一点先にお伝えしたいのは、そもそも旅行には向いてないです。市街地には高いビル、マンションしかないので、100万ドルの夜景で知られるビクトリアピークは見る価値がありますが、他は特にありません。今回の旅では、ただただ住みやすい街ということだけが分かりました。そして旅行中に1番見るべきビクトリアピークが天候のせいで見れなかったので、いよいよ何もないなぁと、ションボリしながら現地のワンタンメンを食べていました。で、なぜ住みやすい街かと言いますと、1) いい具合に狭くコンパクトなので週末のリフレッシュがしやすい、2) 食事が美味しい、3) 日本人街があって日本のものが手に入れやすいという3つです。

 

香港島って、想像するよりもかなり小さいんですよ。例えば週末ビーチに行くってなれば、中心街の反対の海岸まで数キロしか離れておらず、タクシーで10分ほどで着いてしまいます。あとは街からすぐそこに小さな山があるので、ちょっとしたハイキングもしやすいんです。山好きの私にとってはだいぶ嬉しい環境。

そして食事もかなりレベルが高いです。香港といえばやはり中華料理とエッグタルトがローカルフードとして有名で、もちろんそれらも十分美味しいのですが、タイ料理やベトナム料理などを独自のレシピで提供するようなシャレオツなお店も結構あって、お店の開拓は楽しめそうな街だなと思いました。

そしてジャパニーズタウンが数ヶ所あるのですが、そこではまるで日本にいるかと錯覚するレベルで、日本製商品・食材が豊富なショッピングセンターがあったりと、日本での生活が再現しやすそうな街だなという印象でした。日本人が海外に住むとしたら、ニューヨークでもなくロンドンでもなく、香港イチオシです、私個人的には。そして時差も1時間ですからね。

私の地元は福岡なのですが (実家は長崎の離島になっちゃいましたが)、香港から帰国する際についでに福岡へ帰省した際に、改めて距離の近さを実感しましたね。香港から福岡までたったの3時間で着いたので (東京までだと5時間)、福岡人からすると北海道旅行に行くのと変わらない感覚で香港に行けちゃいます。もちろん台湾や上海の方が全然近いんですけど、でもまぁそこは大差ないです。

 

長々と色々書きましたが、とりあえず今回の旅のベストフォト3枚のご紹介で締めくくります。

 

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九龍から見た香港島:ずっと天気が悪くビクトリアピークから夜景が全く見えずに萎えていたところ、九龍から見る中心街の夜景を目に収めることができ、やっと香港らしい写真撮れたと感動した一枚。そういう時に限って相棒のSonyカメラを持っておらず、iPhoneで撮影。

 

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九龍の裏路地:これは九龍らしさを細かく表現できた傑作写真。私のカメラスキルの自慢ということです。

 

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そびえ立つ細いマンション:中心街から少し離れると高層マンションが立ち並んでるのですが、その細さで大丈夫なのかと不安になる景色です。香港は地震がほぼないので、こういう造りでも経済成長を維持できるんですね。

 

最後まで読んで頂き有難うございました。

外債セールス 休止中の窓っこ尚子でした。また次回!